特別養護老人ホーム 桑寿園ブログ

矢野智徳さん”松の木見立て講座”

秋晴れの某日

社会福祉法人柏友会 かしわこども園に

杜の学校 大地の再生技術研究所の矢野智徳さんがやってきた!

今回はこども園の敷地内に燦然とたたずむ樹齢200年の松の木3本の見立てです。

松の木が今後もこの地で私たち地域の人達を見守ってもらえる存在として

居続けられるよう矢野さんに来ていただきました。

 

参加者は社会福祉法人柏友会の理事・評議員含め

各事業所の管理者・リーダー職の皆さん、総勢40名

 

まずは座学から

 

  

ちょっと難しいお話です

そしてお昼を挟んで

実際に松の木を見ていきます。

 

 

やはり、弱ってきているようです。

松の木がちゃんと呼吸ができるように整えてあげる必要があります。

人間と同じように脈(血管)が詰まり、病気になってしまうそうです。

 

”結の作業”

法人職員皆で土に穴を空けていきます。

 

 

その後、落ち葉や枯れ木をこの上にかぶせていきます。

これだけで後は動植物たちが力を貸してくれます。

そして大地も松も自然に呼吸ができるようになります。

 

ここは明治7年創立の小学校の跡地

また、八幡宮や3か所のお寺、中学校に囲まれた場所

多くの子供達がこの松の木に見守られ、成長していきました。

 

これからもその大いなる存在で

この地に生まれる子供達を見守ってほしい…

そんな思いをこめて

社会福祉法人柏友会の職員皆で作業を行いました。

 

そして最後は

今後の具体的な活動についての打ち合わせ

 

 

 

この柏の地を

社会福祉法人柏友会の一員として

この地に住む住人の一人として

私たち一人ひとりが

人と人・人と自然が共存する豊かな場所として活性化させていくための

始まりの一歩

 

後日

 

隣にある柏正八幡宮を参拝

岩木山から連なるこの地域一帯

お岩木山からの恵みを受けて、その恵みに感謝し

この自然、風土、人を次の世代につなげていきます

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